2012年06月16日

骨移植

10年前と違い、簡単なケースのインプラント治療をできる先生が増えました。インプラント治療の安全性が浸透し、安易に健康な歯を削るブリッジにしなくなり、インプラント治療への需要が高くなったこともあるでしょう。今や、若い歯科医は大半の先生が単純ケースのインプラントはできます。でも、元々歯を抜かなければならなくなったわけですから、骨や歯肉が十分なことは多くありません。
最近特に難しいケースがとても多いKU歯科クリニックです。

今日は重度の歯周病で抜歯したケース。

47mae.jpg 

CT撮影すると下歯槽神経まで1ミリ弱の骨しかありません。
いろいろな骨補填方法はありますが、
最も確実で、高さと幅を増やすことのできるブロック骨移植をする事にしました。

47ato.jpg 

すぐ奥の親知らずがあった場所の骨を直径約10ミリほど円柱状で採取し、
それをそのまま手前の欠損部に固定します。
このレントゲンだと神経までかなりきわどく見えますが、
舌側の骨に斜めにピンで固定されているのはCTで確認済みです。
そして、周囲にも骨補填します。
約30分ほどのスムーズな手術でした。
約4~5カ月骨が定着するのを待ち、改めてインプラント埋入になります。

少し時間はかかりますが、最も確実な方法です。
重度の歯周病患者様なので確実に・・・、
できるだけ長持ちするように・・・、
この方法を選択しました。


posted by Dr.K at 13:27| インプラント治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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