2012年04月23日

最大公約数@

昨日の講演では、アカデミックな内容だけでなく、
歯科医院マネージメントの事にもほんの少し触れさせていただきました。

昨日の受講された先生方は、大切な休日に参加費を支払ってインプラント治療の情報収集の目的でお集まりいただいています。同じ歯科医であっても、「インプラント治療に全く興味のない先生」は、一人もいらっしゃらなかったはずです。つまり、日本に約10万人いる歯科医の中で、「インプラント治療の技術高上の為に意欲のある名古屋周辺の先生方」と、セグメントされるわけです。

それが明確だと演者はとても話しやすく、焦点を絞った深い話が気持ちよくノリノリでできるのですが、中に「実はあまり興味がない方」が何らかの理由で紛れ込んでしまう事もあります。そうなるとこちらは、とても話しにくくなります。無料講演会のように間口が広くなればなるほどそういった可能性は高くなり、会場の雰囲気もどんどん悪くなってしまいます。学生時代に大手塾講師の経験のある私はそれを敏感に感じてしまい、感じてしまうからこそ、そんな時はなんとなく広く浅い講演内容になってしまうんです。せっかくいらしていただいたので、皆さんに少しは興味を持ってもらいたいと話しながら軌道修正しなければならなくなるのでです。…。そうすると結果的につまらないありきたりの内容になってしまうこともあります。

それが私の言う「最大公約数」の講演です。

帰りの新幹線で置いてあった雑誌。
飛行機の機内誌。

IMG_0434.jpg

まさにこれがそういった最大公約数の雑誌。

誰がその座関に座るか見当がつかないうえに無料…。
ほとんどターゲッティングができていないので、すごく最大公約数的なな内容です。

人物の深い描写もなく、
雑誌としての立ち位置や主張もなく、
飛行機や新幹線の乗客だから「旅」にまつわる内容がたくさん・・・。
旅行用の便利グッズの通販情報ページも盛りだくさんで、それ以外にこれといった特徴はなし。
でも、ある意味「どんな人に対しても不快感を持たせない内容」としてはピッタリで、
逆に主張がない雑誌としてはきちんとターゲッティングができているのでしょう。
でも、「お持ち帰り自由」と言われても持って帰った事は1度もありません。

そんな事を感じながら帰りの新幹線で読みました。

歯科医院マネージメントの本質はこういうところにあると思うんです。
コンセプトが明確かどうか…。
それを患者様に伝えられているかどうか…。
今時の言葉でいえば、「エッジ」が立っているか…。

KU歯科クリニックは、

簡単なお悩みもさることながら、

口腔内がとんでもない事になっていて歯医者が死ぬほど嫌いだったり、
生活の質の更なる向上を求めて、口腔環境を最上級にしたいと希望されたり、
特殊な環境で、スピーディーに治療を進行しなければならなかったり、
と、ややこしい、難しい大きな悩みに対応できる歯科医院づくりを目指しています。

そういったことは万人にうけると思っていません。
本質的な原因を解決しましょう…っていう歯科治療を、
「面倒だ」って感じてしまう人も世の中にはたくさんいるでしょう。
「うざい」って思われる方もいっぱいいると思います。

コンセプト作りって難しいな…って改めて感じました。

誤解されないように最後にきちんと書きますが、
昨日の講演会は、皆さん勉強熱心な素晴らしい先生ばかりでした。
たくさん、メッセージや友達申請もFacebook等でいただきましたし、
質問も確度のいいものばかり…。
私自身もとても充実した貴重な名古屋時間でした。

今日は雨の東京。
これから青山に出勤です。
今日もエッジ立てて行きます。
丸いからエッジ立つかなー。\(//∇//)\




posted by Dr.K at 09:22| インプラント研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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