2010年12月03日

ファイバーコアポスト

当医院では、一切メタルコアを使用しません。
保険診療でも通常のレジン築造は行いますが、メタルコアはやりません。
型採りして作る方法の場合外開きに削らなければならないので、健康な歯質を過剰に削ることになります。更に、質の悪い金属製のコアが原因で歯質が腐食をおこし劣化することもあります。
クラウンがだんだんオールセラミックが中心になりメタルフリー診療が進んできているので、審美的な観点からも中の支台は天然歯に近い色がいいのです。
そういった理由から、メタルコアは保険診療でも自費診療でも使用しません。

大半のケースが、ファイバーコアポストの直接法です。
まれに模型上で製作する間接法で行う場合もありますが、できるだけ歯質を残したいので直接法でレジンは流し込みで行います。昔と違い接着が良くなっている事もありますし、防湿がきちんとできれば何の問題もありません。
更に、ファイバーはメタルに比べて弾性があるので、ねじれの力にたいして一緒にたわんでくれます。高層ビルの耐震設計と同じで、硬すぎるよりも少しユラユラたわんでくれたほうが丈夫なのです。ドライバーのシャフトや、釣り竿をイメージしてみてください。どれだけ丈夫かわかると思います。

IMG_8357.jpg

日本国内で初めて認可のとれたファイバーコアポストは、ジェネリック・ペントロン社のものです。
当医院では、認可と同時に使い始めたので、かなりの期間使用しています。

たわむ方向に外広がりのアンダーカットが付与されていたり、非常に良く考えられたデザインです。
サイズも形態も豊富で、なくてはならない材料です。



posted by Dr.K at 16:19| おすすめ歯科器材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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