2010年10月26日

SAS(睡眠時無呼吸症候群)A

この前SAS(睡眠時無呼吸症候群)について書きました。
SASは、

・睡眠中10秒以上呼吸が停止すること
・無呼吸が5回以上繰り返されること


というとても恐ろしい病気で、身体に負担をかけるため命に関わるのです。
最近、耳鼻科の先生からご紹介が多いので詳しくご説明します。

睡眠時無呼吸は、上気道閉塞により起こり、原因は、首周りの脂肪、扁桃肥大、アデノイド、気道へ舌が落ちる、巨舌症、鼻が曲がっているなど様々です。肥満している人がほとんどと思われがちですが、日本人は顎が小さく気道がふさがれやすいので痩せているのにSASである方も多いのです。

終夜ポリグラフィー(PSG)という検査で、睡眠状態(眠りの深さや質)と呼吸状態を計測し、脳波や心電図、胸部・腹部の動き、鼻からの気流、動脈血中の酸素の量を連続して計測します。
呼吸状態だけを測る簡易検査もあります。PSGを実施する前に簡易的に検査をする必要がある場合や、緊急性のある場合などに用いられます。
それらの結果を踏まえて総合的に医師が診断します。

治療は、内科的治療、歯科装具、手術に分けられます。

その歯科装具をスリープスプリントと呼び、上気道閉塞を起こさせないようにします。
スタンダードな器具はこんな感じです。

スリープスプリント.jpg スリープスプリント2.jpg

少し固めのマウスピースが下顎を前方に引っ張り、気道確保してくれるのです。
呼吸がしやすいように、何箇所か穴が空いています。

他にも色々な形がありますのでご相談ください。

いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があったら要注意。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)を疑ってください。





posted by Dr.K at 19:29| 診療風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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