2010年10月12日

第二次CAD/CAM戦争

デンタルショーをうろうろしていると、数メートルごとに誰かに声をかけられる。
目的を持って最短順路で歩かないと、挨拶だけでかなりの時間を消費してしまうから注意が必要だ。
普段あまり行くことのない日本のデンタルショーであるが、せっかく横浜まで行ったので数時間展示スペースを徘徊してみた。

今回のショーを一言で言うと…、

第二次CAD/CAM戦争

だ。

というよりも、それ以外あまり目新しいものはなく、人もあまり入っていなかった印象。
厚生労働省の認可が遅れ、歯科業界でもガラパゴス諸島になっている日本ですから、まず周辺アジアからの参加者は皆無である。周辺アジア諸国の近代歯科医は自国で十分な情報が入るからだ。上海・北京のデンタルショーは年々規模が拡大しているし、お隣韓国のデンタルショーも相当賑やからしい。

今回のデンタルショーで発表されている商品の大半が、2年前ドイツケルンのIDSで展示されていた。
おおよそ2年遅れで日本に入ってくるといわれているが、本当にその通りでちょっと驚き。

なぜ 第二次CAD/CAM戦争

かというと…、

チェアサイド型の光学印象カメラ戦争


だからなのです。

2010101014040000.jpg シロナ社 セレック インラボ

当KU歯科で導入しているシロナ社セレックに代表されるチェアサイド用光学印象カメラ。
従来の印象材で型を採り石膏模型上で補綴物の製作を行うことなく、取り込んだデータからシミュレーション用ソフトウェアの中でデザインする。

2010101014180000.jpg 3M LAVA

3MLAVAから静止画でなく動画で読み取るシステムが発表されていた。実際に動かしてみたが素晴らしいハンドリング。これは相当スムーズである。2年前のケルンでは黒山の人だかりだったが、今回のデンタルショーではそんなに大きな注目はなく。個人的には最も興味のあるところだったので一目散に3Mブースに向かったのだが…。チェアサイド光学印象カメラは他数社がすでにヨーロッパでも発表済み。ちなみに某メジャーインプラントメーカーも当然ラインナップしている。

2010101014080000.jpg 2010101014060000.jpg

イボクラーのブースは大変な賑わい。現在最強の補綴物と言われるe‐maxの更なる向上の為にKU歯科スタッフはテーブルクリニックにも参加。審美を追求しながら長期維持させるためには、正確な補綴物の製作と装着や咬合調整は当然だし、材質の選択も重要だ。

永遠のテーマですね。




posted by Dr.K at 08:38| 歯のよもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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