2010年09月23日

インプラントの失敗やトラブルA

何をもって成功といい、何をもって失敗やトラブルというか。
それにはいろいろな国際基準がある。
ただ存在するだけをデータ化したサバイバルレートもあれば、
もっと精密に診査して、安全に健康な状態でインプラントが機能しているかを確認する指標もある。
歯肉の炎症、出血、動揺、骨吸収の有無などの埋入されたフィクスチャーに関連するトラブル。
アバットメントの緩み、上部構造の緩み、破折、磨り減りなどの被せ物関連のトラブル。
様々な角度から細かなチェックを行う。

どの学術データを見ても、

インプラントの10年生存率(サバイバルレート)は約98%以上

とあるものの、

上に記したフィクスチャーの問題と上部の問題が存在するかどうかとなると、

10年で約30%くらいの何らかの問題を抱えている。

私の臨床実感もほぼ同じだ。

他の天然歯や差し歯が痩せてきているのに、インプラントだけが痩せないわけがなく…。
しかも、歯は自然に磨り減ってくるので、何年か経過すると被せ物の修理などが必要になることもある。インプラントに限らず自分の歯でも差し歯でもだ。
だからこそ、メンテナンス定期健診が重要。
やりっぱなし、いれっぱなしでは何でもだめなのです。

こういった「長期経過の中で自然発生するトラブル」は仕方がないが、それ以外の部分でのトラブルもある。

…続く。




posted by Dr.K at 23:41| インプラント治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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