2010年09月23日

インプラントの失敗やトラブル@

インプラント治療って、誰がやっても同じ結果を得られると思いますか?
歯科治療って、誰がやっても同じ結果が得られると思いますか?


では…、

ゴルフって、誰がやっても同じスコアが出ますか?
絵画や書道は、誰でも同じ作品を描けますか?

これではどうでしょう。

答えは当然NOです。

同じクラブやボールを使っても、使う人が違えば全く違うボールが飛ぶ。
コースマネージメントによってもスコアが変わってくるし、同じスコアがでるわけがない。
絵の具やキャンバスが同じでも、感性や技術力などによっても結果は大きく変わるし、筆、墨、紙が同じでも、皆が素晴らしい作品を作れるとは限らない。
料理がその最たるもので、同じ食材を使っても味は1つとして同じものはない。

要するに、道具が一緒でも使うのは人間だということ。
どんなに器具器材が進歩しても、それを使うのは歯科医だということ。


私の医院は複数のインプラントシステムを取り扱っている。
理由は、「過去に他医院で行った長期メンテナンスを行う機会が増えたことや、トラブル対策をしていくうちに自然に増えたから」である。
私だけでなく都心部で開業される先生方は皆おそらく同じで、本当にたくさんのインプラントシステムに遭遇することが多い。地方にはディーラーが存在しないことから、何かあったときのメンテナンスに不安を感じるのでメジャーな外車が多く、都心部にはその心配が薄いので結構マニアックな外車を乗る人が多いのと似た原理かもしれない。

インプラントメーカーやその関連企業は、インプラント治療の失敗やトラブルそのものが存在しないほうがいろんな意味で都合がいいのでしょうか…。
「インプラント治療は誰がやっても安全な歯科治療法だ」と思われたほうが一般の方々の需要拡大に結びつくし、今まで外科処置の煩雑さやその他いろいろな理由からインプラント治療を行ってこなかった歯科医に対しシステム導入をすすめやすくなる。そういうほうが都合がいい歯科医もいるであろう。
なので、インプラント治療の失敗やトラブルそのものがないことにしたほうがいいのかもしれない。

でも、事実は違うのです。

…続く。




posted by Dr.K at 18:35| インプラント治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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