2010年08月30日

歯科医院の設備投資

近代歯科医院マネージメントにおける設備投資の優先順位。

数年前、日本を代表する歯科医Y先生が
「これからの歯科医の3種の神器は…」
ということで、

CT
CAD/CAM
マイクロスコープ


が必須のアイテムであると言われました。

実際その時代が到来して、さすがY先生の言われることは間違いないなと感じてます。
Y先生の先を見る目は間違いないですからね。

ただしこの全てを購入したとすると、地方の小さなテナント歯科医院が2件ほどできるほど莫大な金額になります。なので、その需要がない歯科医院や、活用頻度を見出せない医院はいわゆる過剰投資になってしまうのです。

マスコミでも話題になるくらいの厳しい歯科業界ですから、過剰投資をする余裕は1ミリもないでしょう。このブログは歯科材料メーカーやディーラーさんもたくさんご覧になっていると聞きます。なのでこんなことを書くと叱られてしまうかもしれませんが、業者さんも販売して終わりでなくその後の活用などをきちんとアドバイスして販売してほしいと思います。もちろん、購入する側の歯科医院はもっと考えなければなりませんが…。

私の医院はCT設備をセンター化しています。
KU歯科の5医院だけでなく、50件以上の先生方のCT撮影依頼をうけています。
そのCTの診断方法などをレクチャーする勉強会も行っています。

3種の神器のなかで、1番最初に購入したのがCTでした。
それはなぜか???

CTは診断に使うものだからです。

sample-1-2.jpg

CTをインプラントのシミュレーション専門に使用している先生もいらっしゃるようですが、CTの用途はもっともっと幅広いです。
埋まっている親知らずの3次元方向を確認することや、神経治療の際の根の走行チェック。
顎関節撮影や、矯正治療の診断に至るまで、あらゆる精密診断に有効な情報になるのです。

もちろん、

CAD/CAM
マイクロスコープ

も大切ですが、全ては正しい診断ができてからの処置の為の道具です。
入り口が不正確なままでは、その後使用する素晴らしい器材も威力半減。
なので、ぜひCT活用をお勧めします。

数件の先生方で共有する形態でも構わないので、CT撮影を簡便に行える環境にすることが近代歯科治療の入り口と言っても過言ではないでしょう。

医療は正しい診断からスタートです。




posted by Dr.K at 15:13| インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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