2010年08月08日

虎の穴 2日目

2日目も朝9時スタート。
朝食が美味しいので、起床は苦になりません。^^

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世界一の高齢化社会を迎えている日本。
現在もそうだが、10年後は更にそれが加速する。
長寿になれば、それだけ長期間口腔環境も維持しなければならない。
いろいろな意味で、歯科治療や歯科医院のあり方が大きく変わってくるだろう。
インプラントも、歯科医院管理型から患者様が自分自身で簡単に管理できるセルフマネージメントタイプへ、どこかの年齢で変更する機会も増えてくる。
世界的にもこの流れは大きく、患者管理型のオーバーデンチャー(取り外し式の義歯をアタッチメントを介してインプラントで支える)タイプが見直されてきているのだ。

アタッチメントには、バーアタッチメント、ボールアタッチメント、マグネットアタッチメント、ロケーターアタッチメントの4種類があり、それぞれに利点欠点がある。
その中で、最も環境の悪い骨に最適なのがバーアタッチメント。
4種類の中で、唯一の連結固定型だ。
そして今回は、そのバーアタッチメントをチェアサイドで短時間で製作し、インプラント埋入当日に義歯まで完成させられる画期的なインプラントシステムのレクチャーを受けた。

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通院回数は少ないし、患者様の痛みも最小限。
更に、なんといっても安価でできるというメリットだらけだ。
まるで、ホームセンターにある組み立て式棚のようだ。
でも、その精密さといったらすごいの一言。
CM社はシュツットガルドにあることでご理解いただけるように、有名インプラントメーカー数社のパーツも一部製造しているのです。
これから注目していきたいです。

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ドイツフライブルグ大学のシュメルツハイゼン教授。
現在フライブルグ大学学長を務める、世界的に御高名な口腔外科&顎顔面外科医だ。
おそらく、世界中のインプラントロジストで知らない人はいないでしょう。
2年前に、六本木で一緒に松葉ガニとふぐを食べて以来の再会。
ふぐを食べたくないだの、死んだらどうするんだと、皆で大騒ぎしながら食事をした。
日本語が堪能で、とても気さくな先生である。
いつも、リュックが可愛らしい。

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先生のところには、ヨーロッパ中から超難症例が集まります。
私も数年前から注目している内視鏡での手術を、たくさんの動画でレクチャーしていただきました。(本当にたくさん…)
図体が大きく、1箇所に固定されてしまう大型顕微鏡は日本の歯科医療に適さないと当初から感じており、予想通り最近ではメガネやゴーグルを加工されたタイプがたくさん発売されてきた。世界的にもこの流れのようだ。当然こちらのほうがずっとフットワークがいい。

ただし、本当に入り口の小さな部分に入り込んで覗き込むような動きは内視鏡でしかできず、なんとか医科の内視鏡を更に細くしたタイプの歯科用内視鏡ができないかといろんな医科メーカーをあたっていた。

現在まだプロトタイプであるものの、私の目指すところがほぼ満足できそうなものを教授は使っておられました。
こちらも興味大大大です。^^

こんな感じで、とても内容の充実した2日間の研修会は終了。
皆さん、深夜発のフライト時間までつかの間の観光?に出かけました。

フウッ…。



posted by Dr.K at 20:52| インプラント研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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