2010年10月27日

口腔癌

日本において癌は昭和56年以降死亡原因の第1位となっています。
日本人の3人に1人が癌で亡くなっているのです。
そのうち、年間約7〜8000人の方が口腔癌に罹患しており、高齢化社会の進行と共に発生頻度も増加傾向にあります。これは子宮頚部癌の発生頻度とほぼ同じで、意外に一般的にそのことが認知されていないようです。
男女比は3:2で男性が多く、年齢的には60代が最も多いです。
口腔癌で最も多いのは、舌癌で60%と断トツです。
口腔癌の危険因子は、喫煙、飲酒以外に、慢性的な機械的刺激、食事などが挙げられます。
では、慢性的な機械的刺激とは?

・C4の虫歯
・義歯のクラスプ(鈎)
・不適合補綴物


などが、慢性的に擦れることで癌化するというわけです。

こんなに大変な疾患であるにもかかわらず、口腔癌は一般的にあまり認知されていません。
そういったことから、まず国民に口腔癌そのものを認知してもらおうと、色々な動きが始まっているのです。

本日、渋谷区歯科医師会主催の学術講演会で、昭和大学の新谷教授に「口腔癌の早期発見を歯科医が行うべき理由について考える」というテーマでご講演いただきました。

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平日夜というのに、40名以上の参加者。
満員御礼です。

最近、TVなどでも取り上げられている口腔癌
皆様もかかりつけの歯科医院で、口腔癌検診をご相談されてみてください。




posted by Dr.K at 22:51| 歯のよもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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