学術担当の私もちろん出席です。
東京歯科大学名誉教授の奥田先生。
細菌とウィルスのお話からインフルエンザ対策までを、とてもわかりやすく講義していただきました。とても熱のこもった楽しいレクチャーで、あっという間の2時間でした。

元々インフルエンザウィルスは、上気道に感染しても肺の細胞に侵入する能力は弱いとされています。しかし、肺炎球菌やブドウ球菌などが感染していると、インフルエンザウィルスの侵入を許し、重篤なインフルエンザ肺炎を起こしてしまうだそうです。
口腔内常在菌が多く存在するとそのリスクは高くなるので、プラークの除去はとても重要なのです。特に舌苔は注意。
そして、歯科衛生士による口腔清掃を中心とした口腔ケアをきちんと行うことで、インフルエンザの発症を減少させるという効果を示すことができたとのことです。
冬に再びインフルエンザ流行の可能性があるという・・・。
うがいと口腔ケアをお忘れなく。