ー昨日のインプラント手術 M様ー
8年ほど前に入れたブリッジが破折し、ダミーの左下4番目にインプラントを
1本入れることになった。
やはりブリッジは支台となる歯に過剰に負担がかかるし、今回のように1箇所
破損しただけで全て取り替えなくてはならない。
ブリッジとしてやり直すのでなく、中間をインプラントにして、3本それぞれ
単独にすることを希望された。
前回のうちに壊れたブリッジを除去し、仮歯に変更しておいた。
本日の手術の流れは下記の通り・・・。
@ 麻酔
A 仮歯除去
B 歯肉切開・剥離
C インプラント窩の削合
D インプラント埋入(ITI SP4.1X10mm)
E 縫合(4糸)
F 仮歯装着
総合計時間15分である。
「もう、終わったんですか?」
M様の第一声である。
感染防止のための器具、器材、薬剤が数多く存在する。
それも重要だが、できるだけ外界にさらしておく時間を短縮させることが最も
重要なことである。
ようするに「SPEED」が大切であるということだ。(当然クオリティーが
伴ってこその話だが・・・)
外科医が手術時間の短縮のために気を使うのはなぜか?
出血を最小限にすることや感染防止のためである。
歯科インプラントは、歯槽骨という人間の内部を外界にさらけ出して行ない、
チタンという人工的なものを埋め込むという事。
経験、技術によって大きく結果が異なることを忘れてはならない。

歯科医である前に、人としてどんな人間なのかが重要ではないかと思います。
この独り言は、歯科治療だけでなく日常の中で感じていることをつぶやいています。


